発掘調査を担当した学芸員による展示解説!
国史跡八王子城跡は16世紀後半、関東に勢力を持った小田原北条氏の一族、北条氏照によって築城された関東屈指の山城です。天正18年(1590年)6月23日、北条氏と合戦となっていた豊臣秀吉の部将、前田利家や上杉景勝などの軍勢の攻撃により落城しました。
昭和60年代以降、史跡の整備のため御主殿を中心に八王子市教育委員会は発掘調査を行っています。この調査により、城主北条氏照の生活や文化などがわかる遺物が出土しました。今回の展示では令和5・6年の調査によって出土した遺物や、これまでに出土した遺物から北条氏照の生活や文化活動など御主殿でどのように行われていたか、展示をとおして戦国時代の一端を体験できればと思います。
開催期間:~令和7年(2025年)6月29日(日)
場 所:桑都日本遺産センター 八王子博物館(はちはく)内 企画展示ゾーン、通路側丸窓
開館時間:10:00~19:00
◎学芸員による展示解説
開催日:令和7年(2025年)6月1日(日)
開催時間:10:30~11:30、14:30~15:00(計2回)
※申込不要