市史跡・絹の道。幕末から明治にかけて、輸出品の生糸を横浜まで運んだ街道。後に「絹の道」という美称を与えられた道の、往時の景観が残るのはわずかな区間ですが、周辺に目を向けると、桑都・八王子の中心地とのつながりや、鑓水商人の息吹が其処此処に感じられます。ようこそ、「絹の道ものがたり」へ。
生糸取引により財を築いた生糸商人の一人、八木下要右衛門屋敷跡に建つ資料館です。当時の生糸商人屋敷の景観をイメージした建物や、市史跡「絹の道」や養蚕・製糸に関する資料を、VRで楽しんでみましょう。
横浜が開港し、鉄道が発達する明治の中ごろまで、輸出用の生糸が多く運ばれたルートの一つである「絹の道」。かつて十二州見晴らしといわれた峠には、村の繁栄を願って勧進したという道了堂がありました。往時の面影を残す「絹の道」をVRで散策してみましょう。
鑓水村の鎮守といわれている諏訪神社には、生糸商人・八木下要右衛門らが寄進した石灯籠や社殿、大きなイチョウなどが見どころです。普段は公開されていない社殿に施された彫刻もはっきり見える。VRでお参りしてみましょう。