現在の“八王子まつり”は、江戸時代から記録が残る2つの神社の祭礼が一つになったものです。
八王子の中心市街地を国道16号で東西に二分して、西部(上地区)の多賀神社の祭礼を「上の祭り」、東部(下地区)の八幡八雲神社の祭礼を「下の祭り」と呼び、江戸時代から300年以上、両社の神事と宮神輿渡御、氏子町内による山車の巡行が行われてきました。
昭和36年(1961年)に始まった八王子市民祭は、同41年(1966年)、市制施行50周年記念市民祭に上・下の山車巡行が行われたことを契機に、同43年、“八王子まつり”と改称します。その後、継続して山車の巡行や神輿渡御が行われるようになり、現在の内容・規模となりました。
時代とともに形を変えながらも、それぞれの町内が誇りとしてきた山車の歴史や宮神輿渡御の伝統が、今も大切に受け継がれています。